今回はフロントブレーキ、フロントマスク取り付けを行いました。ステムは10R、フォーク、ホイール、キャリパーはSC59という組合せ。今回作業では、プラスミューのフォローティングピン、K-FACTORYのディスクローターシムを使用しました。
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前回以降はなかなか時間が確保できず、30分ぐらいずつ牛歩的作業なので、複数日分の作業ログになります。今年の夏は猛暑だったり大雨だったり自粛だったりでなんか大変ですね(^^;)
前回からの続きで、まずはフロントディスクを微調整していきます。Fホイールを外します。

フロントディスクローターですが、ヤフオクで中古ブレンボです。純正ディスクが良かったのですが、ヤフオクに安価で程度良いものが無い。。。純正部品新品手配では、見積もり結果が当時の価格からプラス1万円と価格が高騰。。。そもそもSC59のディスクは軽量ですが、薄く曲がりやすい、寿命が短いというデメリットもあるのでSC59純正は断念。そのデメリットを解消できるHRC製ディスクを検討しましたが、新品となるとやはりそれなりに価格が高く。。。また断念。結果的に、ちょうどいい価格でディスクの厚みも5.5mmある中古ブレンボという選択になりました。
下の写真が使用するブレンボディスクで、レースで使われるフルフローティングタイプです。
フルフローティングはインナーとアウターが少し動くタイプで、レースでは放熱特性が優れている、ブレーキタッチがダイレクトとなる等、メリットが大きいのですが。。。カシャカシャうるさく、また動く事でピンやインナーの消耗が激しいので、街乗りメインのZ800には向いていません。

そこで、プラスミューのフローティングピンを使って、セミフローティング仕様に変更します。セミフローティングはウェーブワッシャーが追加されていて、インナーとアウターが動きにくくなる(ほぼ固定)という仕組みです。ブレーキの限界性能は下がりますが、街乗りでは寿命が長くなるし、なによりカシャカシャうるさくなくなるので、こっちの方がちょうどいいと判断しました。

まず純正のフローティングピンを外していきます。ピンで固定されているので、ペンチやマイナスドライバをうまく使って外します。

外したら新品のフローティングピンを組み付けていきます。プラスミューの説明書通り、フラットワッシャー、ウエーブワッシャー、Eクリップの順番に取り付けていきます。下写真が取り付け後。

おもて面はこんな感じになります。

ディスクの準備ができたので、次にホイールに組んでいきますが、ブレンボのディスクはSC59ノーマルディスクよりも2mm内側にオフセットされています。そこでK-FACTORYのディスクローターシムを使って、2mm外側にオフセットさせていきます。1.0mmのシムを2枚使います。

取り付けると下の写真。ディスクの隙間から少しだけシムが見える程度で違和感なし。

裏からみるとこんな感じ。写真下側ですが、2枚シムが見えます。

キャリパーを仮付するとこんな感じ。ちょうど真ん中ぐらいかな。

左側もいい感じです。

横から見るとこんな感じです。見た目イイですね!イメージ通り!

キャリパー仮付だったので、ちゃんとブレーキホースをとりつけていきます。メッシュホース組みたかったんですが、節約中の為、Z800の純正ホースをそのまま組み付けていきまーす。

左側はこんな感じ。

次にフルード入れてエア抜きしていきます。フルードはガレージに転がっていたモノです。自分的にベストなメーカー、ワコーズのフルードを入れたかったんですが、これも節約。。。

エア抜き作業は好きです。空気がだんだん抜けて、ブレーキが硬くなっていく感じがイイ。ちゃんと作業の結果がでてるって感じ。エア抜きに使う道具は適当なホースとペットボトルに穴開けたモノ。エア抜き時に空気と一緒にでたフルードはペットボトルに溜まっていくっていう仕組みです。フルードは塗装を溶かすんで、ホイールには絶対つけたくないので、このやり方が自分的にベスト。作業後はキャリパーを水で流してフルードを除去します。

これでブレーキ関連は完了。フロントフェンダーはヤフオクで入手したコワース製SC59FRPフロントフェンダーです。これもヤフオク。あとはフロントマスクの組み付けです。

フロントマスクを組みつけようとしたら問題発生です。トップブリッジの出っ張りにマスクがぶつかります(汗)

ぶつかる部分は削ることにしました。まずは、マスキングテープを貼って下書き。

削るのにリューターを使いました。リューターは細かい作業がしやすくて気軽に削れます。

下の写真が削った後。削って、仮付を3回ぐらい繰り返したらいい感じになりました。

取り付け後はこんな感じになりました。違和感なく純正ルック、さりげなくレーシーな仕上がり。見た目がだいぶかっこよくなりました!SS(スーパースポーツ車)部品流用なので、軽量で高合成。フォークはフルアジャスタブル化。ラジアルマウントキャリパーはブレーキのコントロール性も向上。マフラーとか何も弄っていないフルノーマル車のフロント周りだけカスタムしたバイクって笑えますが、自分的には渋くていいかなと。

フロント廻りの写真。

ハンドル側の写真。ハンドルロックの違和感なし。

今回のフロント廻りのスワップ作業はこれで完結です。
ステム:ZX-10R(J型)(2011年式)純正
トップブリッジ:ハリケーン製ZX-10R(J型)(2011年式)バーハン用
ハンドルロック:自作
ハンドル:Z800純正
ハンドルブラケット:XJR用ハンドルホルダー+汎用ハンドルブラケット下駄(20mmアップ)
フロントフォーク:CBR1000RR(SC59)(2010年式)純正
フロントホイール:CBR1000RR(SC59)(2010年式)純正
フロントキャリパー:CBR1000RR(SC59)(2010年式)純正
フロントブレーキローター:ブレンボ+プラスミューフローティングピン+K-FACTORYシム
フロントブレーキホース:Z800純正
フロントフェンダー:コワース製FRP SC59用
次は何やりますかね?スイングアームを少し調べたりもしていますが。。。オイル交換とかプラグ交換は直近やるべきなのかな。また、思いつき作業あっぷしていきます。
ブログ書いてて気付いだのですが、ミラー付けてなかった。笑
今回はここまで。
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